セミナー概要

■統計を学ぶなか、こんなことで困ったことはありませんか?
・データのばらつきを示す指標として「標準偏差」を習ったけど、そもそもばらつきってどのように計算するの?似たような指標に「分散」というものも出てきて混乱する。。。
・「p値」を習ったけど、実は確率が苦手で統計学全体に苦手意識がある。。。

統計学は、数学を使わなくても多くの実践的な手法を学ぶことができます。しかし、より深く理解しようとしたときに、「この結果の意味を説明できない」「なぜこの手法を使うのかが直感的に分からない」と感じることがあるかもしれません。

本講座では、すでに統計学を学んだ方が数学的な背景を補い、より確信を持ってデータ分析に取り組めるようになることを目指します。

■「数理統計」とは?
数理統計とは、統計学を数学的に体系化し、データの分析や推測を理論的に行う学問です。確率の理論をベースにし、「推定」や「仮説検定」などの手法を用いてデータから法則性を導きます。AIやデータ分析にも応用される重要な分野であり、数学的な理解が統計の本質を捉える鍵となります。

■本講座で学習する内容を一部紹介
本講座では、現在の小学校から中学校の数学における数理統計の内容を学習していきます。正しい計算や、文字を使った式を理解することで数理統計を理解するための基礎力を身に着けることを目標とします。

①分布の違いを理解する
まずはデータの基本的な捉え方から始めます。例えば、平均値と中央値が大きく離れている場合、データはどのように分布しているのかなど、ヒストグラムを通してデータ分布の特徴を学んでいきます。

②標準偏差の意味を数式で理解する
標準偏差とは結局何なのか?データ分析を行っている方でも式の意味をきちんと理解できている方は少ないです。

標準偏差や期待値などをしっかり数式を通して理解し、大学や企業での研究や、資格試験にも対応できる底力をつけていくことを目標としています。受講後は、上記の式が意味が分からない数式から、データの理解を助けてくれる有用な道具に変わることでしょう!
岡本 健太郎
Okamoto Kentaro
<講師略歴>
学歴:九州大学大学院数理学府博士後期課程修了(数理学博士)
出身:山口県下関市
所属学会:日本数学会, 日本アクチュアリー会

資格:高等学校数学科教員免許(専修免許), 統計検定1級(数理統計)

数理学の博士号を取得した切り絵アーティスト。
ドイツのチュービンゲン大学で研究員として滞在。
また、日本学術振興会の特別研究員として様々な分野の研究者との交流を深め、血管の数理モデルの構築など、純粋数学から応用数学にかけて研究を行う。

数学教育にも力を入れており、学生から社会人まで、わかり易く授業を展開。
指導可能範囲は中学・高校数学から、大学の教養・専門分野、データ分析まで幅広く対応。
また「数学」を使ったアート活動(切り絵)を通して、数学の有用性だけでなく美しさや魅力について積極的に発信。

セミナー内容

■第1回:小学校で学ぶ統計の基礎
・基本的なグラフとその読み取り
・平均の計算
・場合の数

■第2回:データの代表値
・平均値と中央値と最頻値
・四分位数の基礎
・ヒストグラムと箱ひげ図

■第3回:データの散らばり具合
・散らばり具合の考え方
・標準偏差
・偏差値の考え方

■第4回:確率の基礎計算
・ヒストグラムと相対度数分布
・様々な確率の計算
・期待値の考え方

受講対象

・統計学をしっかり学びたい方
・統計学やデータ分析に興味はあるけど、どこから学べばいいか困っている方
・統計に関連する算数や数学の基礎を学びたい方
・統計関係の資格試験に興味のある方

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